今回私が紹介するのは、神様はラケットを振らないという漫画です。
2020年2月7日から、別冊少年マガジンで連載がスタートしました。
ジャンルとしてはテニス漫画になっていますので、テニスが好きな方は読んでみてはいかがでしょうか。
マガポケにて、一話が無料で公開されていますので、ぜひ読んでみてください。
基本情報
作画 丸山りん
出版社 講談社
雑誌 別冊少年マガジン
連載期間 2020年2月7日~連載中
ジャンル テニス
巻数 なし(2020年2月現在)
アニメ なし(2020年2月現在)
あらすじ
全日本ジュニアテニスを12歳という最年少で優勝した久我りょうだったが、その後突如としてテニス界から姿を消した。
そして、三年後、高校一年となった久我の元に、ファンだという同学年の雨嶺めいが現れる。
久我は、事故によって利き腕である右腕を負傷しており、もうテニスが出来るような状態ではなかった。
だが、雨嶺めいの活躍によって、テニスの楽しさ、好きだという感情を思い出し、左腕に転向して、もう一度テニスをすることを決意した。
果たして、久我はもう一度返り咲くことが出来るのだろうか!?
一話のネタバレと感想
全日本ジュニアテニスを12歳という最年少で優勝した久我選手は、インタビューで日本人男子初となるグランドスラム優勝を目指すと宣言していた。
それから、三年後、高校一年生となった久我りょうは、親友の天道のぞみと何部に入るかという話を食堂でしていた。
すると突如、後ろの席からテンション高めの女子、雨嶺めいの話し声がしてきた。
めいはテニスが大好きなようで、テニスの話を大声で友達に熱弁していた。
そして、友達がめいに「どうしてテニスがそんなに好きなのか」と聞くと、「久我りょうさんのおかげ」だというではないか。
そのことに驚いて、むせる久我。
それを心配して振り返るめいだったが、そこには憧れの久我選手の姿が。
興奮して、久我にファンだとアプローチするが、久我から聞かされたのは衝撃の事実だった。
久我は、三年前事故に遭って利き腕の右手をケガしてしまい、選手生命が立たれてしまっていたのだ。
そのことにショックを受けためいは、しばらくその場から動くことが出来なかった。
久我は、家に帰ると、両親の仏壇に手を合わせた。
久我は現在じいちゃんと二人で暮らしていた。
次の日、教室で天道と話していた久我の元に、めいがやってきた。
そして、ナダルが元々左利きじゃなかった話をしだし、久我にもう一度左手でテニスをやってみないかと誘った。
それを聞いて、物凄く冷めた表情を浮かべる久我だったが、軽くかわしてその場を後にした。
久我の表情を見て呆然とするめいに話しかけたのは、久我の親友の天道だった。
天道は、のぞみに対して「どうしてそこまで久我に構うのか」を聞いた。
のぞみは中学の時にイジメに合っていたが、久我を見てテニスを始めたことで変わっていったそうだ。
それを聞いた天道だったが、のぞみに対して「りょうを傷つけたら許さない」と警告を出した。
その日の夜、久我は日課であるランニングをしていた。
それが終わり、休憩しているとき、一緒に来ていた天道に久我は死んだ両親の話を語りだした。
三年前、全日本ジュニア大会を優勝した久我は、その嬉しさから舞い上がってしまっていた。
そして、気付けば、横断歩道に飛び出しており、目の前にはトラックが迫っていた。
次に瞬間、俺に向けて精一杯手を伸ばす両親の姿を見た。
久我は、自分のせいで両親が死んだことに罪の意識を持っていたのだ。
次の日、天道に警告されていながらも、めいはまた近づいてきた。
そして、「久我さんの中に、少しでもテニスをしたい気持ちがあるならその手助けをしたい。テニスが私にとって人生の一部である限り」と語った。
その言葉に、共感を抱いた久我は、左手で出来そうか試すためにダブルスを組んでゲームをしようと持ち掛けた。
テニスコートに立ち、仮入部の人に手伝ってもらいゲームをすることになったのだが、ゲームが始まろうとしても、久我は相手に背を向け、めいと向き合う状態でいた。
戸惑うめいに久我は「俺もテニスが人生の一部だった。だけど、俺はもう背を向けた。もう二度とテニスに向かうことはない」と告げた。
それを聞いても、めいはあきらめなかった。
久我にやる気がなかったとしても、ゲームを開始させたのだ。
だが、めいは物凄く下手くそだった。
しかし、それでもとても楽しそうにテニスをしていた。
それを見た久我は、自分も下手くそだった時を思い出し、それでもテニスがとても楽しくて大好きだったことを思い出した。
涙を流す久我に、めいは「あの事故は久我さんのせいじゃない。両親も久我さんがテニスを大好きなことわかっているはずだから」と笑顔で語りかけた。
その時、久我は、両親に背中を押された気がした。
こうして久我は、テニスを大好きだった時の気持ちを思い出し、左打ちとしてもう一度テニスを始めることとなった。
その後のある日、刑務所の面会室にめいの姿があった。
めいが面会に来たのは父親の大村真だった。
その父親は、久我の両親を殺してしまったトラックの運転手だったのだ。
相手側に非があったものの実刑は免れず刑務所に入っていた。
雨嶺めい、旧姓大村めいは「早く出てきてまた一緒に暮らしたいね」と父親に話しかけていた。
ここで一話が終わります。
最後に明かされた衝撃の真実には驚きました。
まさかめいが、久我の両親を殺してしまった父親の娘だったとは、
正直予想していなかったです。
でも、この真実の兆しはありましたね。
テニスコートで、「あの事故は久我さんのせいじゃない」と言ったときに、何で事故の詳細知ってるの?とは思ったんですよね。
この事実によって、めいが純粋に久我を好きと言うことはないのではないかなと思うので、本当の目的が一体何なのか気になりますね。
純粋なテニスだけの漫画と言うよりは、他の人の心理が大きく作用していきそうな感じなので、そういったダークな部分が入ったスポーツ漫画をあまり読んだことないので楽しみです。
また、これがリアル系のテニス漫画なのか、非現実的なテニス漫画なのかが気になりますね。
マンガの雰囲気的に、リアル系かなとは思うんですけど、どっちかによって面白さの種類が変わってきますからね。
私としては、リアル系の方が好きなので、そっちのほうがいいなとは思います。
まだ、一話なので今後の展開を楽しみにしたいと思います!
主な登場人物
久我りょう
本作の主人公。
全日本ジュニアを最年少の12歳で優勝した天才少年。
しかし、その帰り道に久我の不注意で事故に遭って両親を失い、右腕を負傷。
そこから、テニス界から姿を消す。
その三年後、高校一年生の時、雨嶺めいとの出会いによって左打ちに転向し、もう一度テニスを始めることを決めた。
天道のぞみ
久我の親友。
久我のことを心配しており、最初は久我を傷つけそうな雨嶺めいを警戒していた。
事故に遭ってからの久我を支えてきた人物の一人。
雨嶺めい
本作のヒロイン?
高校一年生で、テニスが大好きな女の子。
久我りょうのファンである。
中学の時にイジメられていた過去を持つが、久我の影響でテニスを始めクラスになじめるようになった。
久我にテニスをもう一度やってほしくて、左打ち転向を進める。
旧姓が大村で、久我の両親を轢いてしまったトラック運転手の父親を持つ。
父親は現在刑務所に入っており、早く一緒に暮らせるようになることを望んでいる。
久我に近づいたのは、純粋な好意からなのか、人生を狂わせられた久我への復讐なのかは不明。
最後に
久しぶりのテニス漫画の新連載な気がするので、どうなるのかとても楽しみです。
一話がマガポケにて無料で読めますので、気軽に読んでみてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました
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