【ハンマーセッション】詐欺師が教師?速水もこみち主演ドラマ化漫画

学園漫画

今回、私が紹介するのはハンマーセッションと言う漫画です。

ハンマーセッションは、中学校を舞台とした教師漫画になります。

テレビドラマ化されており、速水もこみちさん志田未来さんのダブル主演で演じられています。

設定は変えれている部分も多いですが、ストーリーの流れは概ね原作通りとなっています。

この漫画は、詐欺師が教師を務めるという一風変わった設定です。

しかし、裏の世界を知る詐欺師ならではの方法で、生徒たちの問題を解決していく様は非常に面白く、教師漫画が好きな方にはぜひ見てほしい漫画となっています。

基本情報

著者    原作  小金丸 大和こがねまる やまと
      作画  棚橋たなはしなもしろ
出版社   講談社
雑誌    週刊少年マガジン
連載期間  2006年~2009年
ジャンル  教師、学園、青春、アクション
巻数    11巻完結 続編全3巻
ドラマ   2010年7月~9月 全11話
アニメ   なし  (2020年1月現在)
ここからあらすじを書いていきます。ネタバレを含みますのでご注意ください

 

あらすじ

刑務所に犯罪者を護送中のトラックが事故を起こしてしまいます。

囚人が逃げ出したりする中、第一級詐欺師である矢沢 悠やざわ ゆうは、車に下敷きになっている警察官を助けようとします。

ユウは、詐欺師ではあるものの、金持ちしかターゲットにせず、周囲からは義賊と言われていました。

そんなユウは、警察官を見殺しにできなかったのです。

しかし、助け出した直後、車が爆発し、破片が飛んできました。

とっさに、警察官に覆いかぶさり庇ったのですが、まるで破片がユウを避けたかのように地面に刺さったのです。

それを見た、ヤクザの一人(キリスト教徒)が、神が生かしたんだ。兄ちゃんはまだシャバでやるべきことが残されていると信じ、その場から一緒に逃げ出します。

何とか逃げた場所は学校でした。

中を歩いていると、ユウ達が見たのは、なんと校舎に火を放とうとしている男の姿でした。

犯罪者ではあるものの、根が善良な二人はそれを見過ごすことが出来ず、捕まえようとします。

その騒ぎを聞きつけてやってきたのが、この学校の校長先生でした。

事情をユウ達から聞いた校長は、二人を校長室へと案内します。

放火犯を警察に突き出すのかと思いきや、校長先生はなぜか警察に連絡しませんでした。

その理由は、この放火犯が、4月からの新任教師である蜂須賀 悟朗はちすか ごろうだったからです。

しかも、悟朗は東大卒だというではないか。なぜ、こんなことをしたのかと悟朗に問うと、生徒達が怖いというのです。

悟朗は、教育実習の際に、キモダサなどと授業中に言われ、それがトラウマとなってしまったのです。

そして、悩みに悩みぬいた上で、学校がなくなれば教師にならなくていいという考えになり、放火しようとしたらしい。

ユウ達は、そんなことでと思いました、なんと校長がこれに一理あると同意したのです。

今の生徒たちの心を掴むことが、全くできなくなってしまったというのです。

それを聞いたユウは、「そうですかね、人の気持ちなんて案外簡単に掴めるものですよ」と言い、その場に目についた物、例えば本の題名や商品の名前などから、一部を抜粋し、問題児の生徒たちを変えることに成功した偽の実例を作り上げたのです。

校長は、この作り話を簡単に信じてしまいました。

校長は、さっそく我が校にも取り入れようと意気込んでいましたが、ユウに作り話だと打ち明けられ「なぜこんなことをしたのか」と問いました。

するとユウは、「言ったでしょ、人の心はつかめるって、だから、校長先生の心をつかんで見せたんですよ」と答えました。

そしてユウは、なぜ、こうも簡単に校長は騙されてしまったのか解説します。

それは、心に不安を抱えているからです。人の心はパズルのようなもので、不安という欠けたピースを誰もが持っている。生徒の心には、欠けたピースがたくさんあるのかもしれないですよ。

だが、校長は、その不安を生徒たちは見せてくれない。心に壁を作ってしまっているんだと言います。

それに対しユウは、なら、壊せばいい。そう、ハンマーセッションです。

ハンマーセッションとは、仕来りや掟を脳天に叩き込んで教えるという意味で、「脳天に響く衝撃的な授業」で、ユウが校長の心を掴んだように生徒の心を掴めばいいというのです。

その直後、警察が窓をノックしてきて、校長はユウ達が犯罪者だと知りましたが、なぜか校長は2人を庇ったのです。

その理由は、ハブの毒の血清ハブの毒からできている。今の生徒達にも様々な毒が蔓延している。一刻も早く解毒が必要なんだと考えたからです。

そこで、ユウに、新任教師の顔は私しか知らない。だから、蜂須賀悟朗に成り代わって、教師になってくれないかと依頼します。

ユウ達は、これがシャバでやり残したことなのかもしれないと考え、ユウは蜂須賀悟朗として、ヤクザは用務員として働くことになりました。

そして、ユウは詐欺師として培ったスキルで、生徒たちのいろいろな問題を解決していくことになるのでした。

 

これが、ユウの教師としての始まりです。

ユウは他の詐欺師とはどこか違います。

それを表すのが給料についてのやり取りでしょう。

ユウの給料は最初、月給300万円という破格の値段を校長が示しました。

しかし、詐欺師などは決められた給料などあるわけもなく、成功すれば大金が、失敗すれば0という世界です。だから、決められた給料は性に合わないというのです。

それで提案したのが、ユウがハンマーセッションを行い、問題を解決出来たら、それに見合った報酬をいただくというものでした。

そして、最初のハンマーセッションを行い、請求した金額はなんと0円。

その理由は、ハンマーセッションを行った生徒に授業の金額を決めさせたからです。

最初に行ったハンマーセッションは、その生徒には過激すぎて金はもうこりごりだと言って、0と記入したのです。

自分でいくらでも小切手に金額を記入することが出来るのに。

詐欺師は、金のために人を騙すはずなのに、ユウは違ったのです。

こういうところも、周囲から慕われる要因なんでしょうね。

 

ハンマーセッション例

 

ユウは、詐欺師らしく巧みな方法で生徒たちの心を掴み問題を解決していきます。

例えば、ハピスラという人に暴力を振るって、それを動画に撮りネットにアップするということを行っている生徒、司馬という男がいました。司馬にとってハピスラは遊びであり楽しいことだったのです。

その現場を見たユウは、クラス全員の携帯を回収し、司馬の携帯に送られたメールなどの情報が自分のパソコンにも送られてくるように細工します。

そこから、次の現場を突き止め、止めに入りましたが、以前、援交しようとしていた所を司馬達に暴力を振るわれ、個人情報までネットに晒され人生を壊された男がいました。

その男が、司馬達に復讐するために包丁を手に持ち、司馬を刺そうとしましたが、ユウが体を張って庇い、その結果わき腹を刺されてしまいました。

それを見た司馬は、少し動揺を見せるもその後もハピスラを続けていました。

どうやって改心させるか悩んだユウは、司馬の携帯にある動画が入っていることに気づきました。

それは、司馬達が初期の頃にやっていたであろうハピスラで、内容は不良高校のバイクのタイヤをパンクさせるという動画でした。

それを見たユウは、あることを思いつきます。

 

司馬達はますます過激となっていき、今度のハピスラは、救急車を呼びその隊員をボコるというものでした。

ユウは、道に工事中の看板を立て、救急車の到着を遅らせ、現場にバイクをパンクさせられた不良高校の学生を連れて行きました。

司馬は不良たちにボコられますが、ユウはその光景を携帯で動画に撮っていました。

司馬は、なぜ助けてくれないんだと思いながらも、その光景を見て、これって俺たちが今までやってた・・・と思いました。

そして、不良たちもエスカレートし、司馬がゴルフクラブで殴られようとしたところで、ユウが体を張って止めます。

しかし、ユウが殴られた箇所が、以前刺された箇所で、ユウのわき腹からは大量の血が出血しました。

それを見た司馬は、前に刺されたところの傷が開いたんだと思いました。

司馬はユウに駆け寄り、「何でこんなことを」と問います。

それに対しユウは、「ちょっと懲らしめるつもりだった。喧嘩ってのは、最後に行きつく先は生きるか死ぬかだ。お前はそんな刺激がたまんねーんだろ」と言います。

そして、最後に苦しい中笑顔を浮かべ、「ハピスラ気合い入れてやれよ」と言いました

なぜかユウは、ハピスラをかんばってやれと鼓舞したのです。

そのセリフに司馬は驚愕します。

ユウの血はなかなか止まらず、一緒に来ていたヤクザが、「だれか、傷口を押さえる物を」と頼むと、なんと司馬がハピスラの時に顔を隠すために使っていたバンダナを手渡しのです。

それを見たユウは「いいのか、これはお前がハピスラをするのに必要なんだろう」と聞きましたが、司馬は「もうハピスラなんかやらねーよ」と言ったのです。

その後、司馬達がボコるために呼んでいた救急車が到着し、ユウは運ばれて行きました。

そして、次の日、司馬が学校に行くと、なんとユウがいるではないか。それに驚いた司馬だったが、「あんたの方が、ハピスラよりずっと面白いよ」と笑いながらそう言ったのでした。

 

ユウが次の日に学校にこれたのは、大量に出た血が実は血のりだったからです。

それを知った救急隊員の方にはこっぴどく叱られていましたが・・・

さて、何故、司馬はもうハピスラをやらないと言ったのでしょうか。

司馬にとって、ハピスラは楽しい物であり、遊びだったのです。

今回、ユウが行ったことは、ハピスラを楽しいから怖いものに変えることです。

楽しかったものが、大量の血を見て、不良学生にボコられたことで、ハピスラが怖いものに変わったのです。

こうして、司馬の問題は解決し、慕われていくことになります。

 

最後に

 

今回、紹介した内容は一部でしたが、これを読んで、少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。

あまり、有名な作品ではないかもしれませんが、非常に面白いので、教師物が好きな方は是非読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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